吉江淳さんの出口の町


吉江さんの写真は、いつも、夢と現実の間にあるゆらゆらした部分を伝えてくれる。
長年、群馬に伺って、それがちょっとだけ分かった様な気がします。

表紙は2種で、それぞれ表紙に、出口の町という文字の「口」の中に小さく写真を題箋貼をしています。どこか遠くから、風景をのぞいている様な、その景色がどこなのか?そもそも存在するのか?出口とは何を意味するのか?を問いかける様な装丁デザインを目指しています。

最後にインデックスとして、吉江さんが長年掛けて撮影をされてきた場所をmapにプロットしており、吉江さんの撮影の軌跡を追体験する事が出来ます。

吉江淳『出口の町』

著者:吉江 淳

寄稿:管啓次郎 小金沢智

デザイン:平野篤史 赤間冴江子 (AFFORDANCE) 

編集協力:大田通貴

発行所:ふげん社

印刷:渡辺美術印刷株式会社

サイズ:B4判(w257×h364mm)

仕様:表紙2種・クロス上製本

頁数:104頁

写真点数:85点

定価:7,700円(税込)