ことりクリニック VI・サイン計画
ことりクリニック VI・サイン計画
2023-07-06
群馬県高崎市上小鳥町に出来た歯科クリニック。
歯医者さんの持つパブリックイメージを柔らかく、親しみやすく、町の方に愛される、開かれたイメージを作る事が僕らの役目だと思います。
ことりの「こ」が小鳥になっています。無理矢理なキャラクターではなく、自然とそうなった。小鳥町だからことり。
ガチガチなコンセプトではなく、話していくうちに、そうだよね。となる事が、本来の目的への近道だと思います。
この様な仕事の流れを作って頂いた、高橋卓さん、宮本明里さん、webサイト構築をして頂いた松永篤さんのお陰です。
また、サインに纏わる様々な事にご協力をして頂いた、建築家の横堀さん、シミズ工芸さん、ありがとうございました。
何より、お施主様の柔軟なご判断があり、この様なデザインになっておりますので、改めて、軽やかで、素晴らしいです。
診察ブースのサインに、ずっと試してみたかった紐のサインデザインをしました。
直線、曲線で、ピクト、文字を作りました。紐はことりクリニックの色、グリーンに染め、社内で三つ編みをし、壁面木板に配置していきました。
VIデザインは絶妙なバランスの柔らかさです。感覚というのは説明ではなく、印象です。
作り方というのは、受け取る印象を感覚的に作る事と、経験と数値化で作ります。
クライアント:ことり歯科クリニック
建築設計 : 米田横堀建築建築研究所
プロジェクトマネジメント:STAND 高橋卓
ディレクション:宮本明里
ウェブディレクション/制作:松永篤
デザイン : AFFORDANCE inc. 平野篤史、赤間冴江子
Photo : AFFORDANCE inc.